HATSとの比較

IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) と WEBAPI との差異を下記に示します。
機能 WEBAPI HATS

画面の生成

DDS=>JSP変換ツールを用いて事前変換

JSPは変換ツールで自動生成できる

実行時に動的に生成する(デフォルト・レンダリング)

デフォルト・レンダリングのレイアウト表示で問題が無ければ何もしないで使用できるが、問題がある場合はJSPの生成、レイアウト調整、登録は1画面ずつ

表示される画面(JSP)の指定

"画面認識基準" や "画面カスタマイズ" 等の面倒な設定をする必要はない

デフォルトレンダリングの代わりにカスタマイズしたJSPを表示するには設定が必要

画面変換ファイル(JSP)がホスト画面に適用されるためには、そのホスト画面が画面カスタマイズの画面認識基準と一致し、かつ、その画面カスタマイズのアクションのひとつとして「変換を適用」に画面変換ファイルが指定されている必要がある

*画面認識基準の例:1行2桁目に "MAPSP02" という文字列があれば、その画面は"MAPSP02.JSP" の画面だと認識させる

画面構造

1項目を1つのタグで表現。

各タグの位置を絶対位置(ピクセル単位)で指定するため

  • 画面項目の位置が正確に反映される
  • 位置の調整がピクセル単位で自由に出来る

テーブルを用いたレイアウト<tr>タグで1行を、<td>タグで1桁を表現しているため

  • 画面項目の開始位置は、直前の項目の幅に左右されるそれにより画面項目の位置が正確に表示されない(ずれる)ことがある
  • 特定の項目位置を左右どちらかに1ピクセルずらすというような微調整が難しい

JSPにより生成するHTML

input 文を生成するため、HTML ソースの確認が容易

各画面項目につきテーブルタグが作成される(テーブルの中にテーブルが生成されるようなイメージ)ので、生成されたHTMLソースが非常に見難い(HTML ソースから画面レイアウトを判読し辛い)

罫線変換

対応

DDS→JSP変換ツールで自動変換している

罫線の追加・削除や位置調整が容易に行える

未対応

JSPソースに手作業で罫線を定義する必要がある

各行の列の位置が異なる為、縦線を揃えて引くのは容易ではない

(例:2行2桁目と3行2桁目の横位置が必ずしも同じではない)

Ctrlキーを送信キーとして使用

使用可能

右コントロールキーが送信キーとして割当てられる

Enter キーを改行キーとして使える(次の行の最初の入力項目にカーソルを移動)

使用不可

Enter キーが送信キーに強制割当てされる

戻るボタン

ブラウザーの戻るボタンは無効にしてある

最新の画面を再表示

ブラウザーの戻るボタンを押すと、ブラウザーに表示されている画面とホスト側で認識している画面とが合わなくなる

戻るボタンを押すと、ブラウザーでは一つ前の画面が表示されるが、ホスト上の画面は反応しない(前の画面に戻らない)ため、ホストではブラウザーに表示されている画面とは異なる画面の処理が行われ、その結果がブラウザーに表示されてしまう

使用スクリプト

JAVAScript

JAVAScript

動作環境

Websphere Application Server

Websphere Application Server

開発環境

一般的な JAVAを用いたWebアプリケーションの開発環境が使える

例えば

  • Eclipse(無償ツール)
  • Rational application developer assembly and deploy( WASに付属する Eclipseベースの開発ツール)

Rational Studioを使用

画面デザイン

Adobe Dreamweaver を用いてデザインすることも可能

開発環境に付属のエディタ等を使用

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