Web化 > キャラクタ・ユーザー・インターフェースからWebインターフェース切り替えのご提案
キャラクタ・ユーザー・インターフェースから
Webインターフェース切り替えのご提案
- CUI形式
- Web対応
1.CUI(キャラクタ・ユーザー・インタフェース)形式
- 端末エミュレータ(例えばPCOMM)を用いてCUI表示
- 移行前の画面定義体ソースをIBMi用画面定義(DDS)ソースに変換
- COBOLソースの移行前オンライン・システム固有の命令をIBMiに対応できるよう変換
処理イメージ
- メニュープログラム等からCAL500を呼び出し、表示したい画面を指定
- 初期画面を表示する
- 画面入力
- CAL500は読み込んだ画面に対応するCOBOLプログラム名をPCTFから得る
- CAL500はCOBOLプログラムを呼び出す
- COBOLプログラムは,DSPAPIを通じて画面の入出力を行う。
- DSPAPIは画面入出力の実行、および、画面項目情報(INF)を基に画面入出力域とユーザー入出力域間のデータ移動、編集を行う
- COBOLプログラムは、SPAAPIを通じてSPAを取得/退避する
- DSPAPIが、実際の画面入出力処理を行う
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用語
- CAL500(オンライン・コントローラ)
- トランザクション管理、初期画面表示、ログイン時のメニュー画面表示等を行う
- PCTF(トランザクション定義ファイル)
- トランザクションコード、画面ID、プログラムID等を対応させるための定義ファイル
- DSPAPI(画面入出力・画面項目編集処理)
- 画面編集や移行前の画面項目属性をIBM iの項目属性へ変換
- SPAAPI(スクラッチ・パッド・エリア・コントローラ)
- SPAを退避/取得
- INF(画面項目情報ファイル)
- 画面項目のタイプ(漢字、英数字、数値)、長さ、初期値、編集方法等を定義
- 定義内容はDDS(DSPF)ソースから提供ツールを使って生成
- DSPF(画面装置ファイル)
- 移行前の画面定義(例えばBMS,MFD,XMAP等)を変換しIBMi用のDDS(画面定義)ソースを生成
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キャラクター・ユーザー・インターフェースからWebインターフェース切り替え
(初めて移行されるお客様の場合は直接Web対応で移行する事も可能です)
2.Web対応
- ブラウザにWebページを表示
- CUI用画面定義体ソースをJSPソースに変換
- COBOLプログラム,INF(画面項目情報)等はCUI版と同じ資源を使用可能
- CAL600、DSPAPI は Web対応版を使用
処理イメージ
- ブラウザでWebページを表示
- アドレス指定例: http://IP:ポート番号/ルート/WEBAPI?MAPNAME=xxx をアイコン等にセットしておく
- WEBAPIを経由してIBMi側のオンラインコントローラ(CAL600)を起動
- 初期画面表示。
- ブラウザからリクエストを受け取ったWEBAPIが画面項目情報ファイル(INF)をIBMiから取得し、JSPが初期画面の表示
- 画面入力
- CAL600は受取った画面に対応するCOBOLプログラムをトランザクション定義ファイル(PCTF)から取得
- CAL600はCOBOLプログラムを呼び出す
- COBOLプログラムは,DSPAPIを通じて入出力域編集を要求する
- DSPAPIは画面項目情報(INF)を基に画面入出力域とユーザー入出力域間のデータ移動、編集を行う
- COBOLプログラムは、SPAAPIを通じてSPAを取得/退避する
- CAL600は、DSPAPIが出力した画面データをWEBAPIに渡す
- JSPは、WEBAPIから画面出力データを受け取り、画面表示をする
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用語
- WEBAPI(Web版オンライン・コントローラ)
- JSPを通じて画面の入出力を行う。
- IBMiに接続し、CAL600を経由してCOBOLプログラムを起動
- CAL600(IBMi版オンライン・コントローラ)
- CAL500 のWeb対応版。Web版WEBAPIと連動
- DSPAPI(画面項目編集処理)
- CAL600を経由してWEBAPIと画面入出力データを受渡しする
- JSP(Java Server Pages)
- 動的にWebページを生成しクライアントに送信するためにHTMLに機能タグを追加したもの。
- 市販のHTMLエディタ で画面のデザインが可能
- INF(画面項目情報ファイル)
- 定義内容はCUI版と同じ。
- 定義内容はJSPソースから提供ツールを使って生成
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