移行(コンバージョン/マイグレーション)事例概要(7)

NEC・ACOS2→i5/OS

OS
ACOS2→i5/OS (OS/400 V5.4)
OLTP
VIS→対話型
DBMS
RIQSU→DB2
使用言語
COBOL→COBOL
COBOL/S→COBOL
IDLU→COBOL
JCL→CL
プログラム本数
オンライン・COBOL(10本)
COBOL/S(100本)
IDLU(300本)
バッチ・COBOL(100本)
COBOL/S(600本)
IDLU(3200本)
DB・RIQS(300本)
工期
本体18ヶ月(テストはお客様主体で実施)
工数
95人月
概要
COBOL74、COBOL/S、IDLUをILE−COBOL化する。
COBOL/S変換ツールのチューニングとIDLUオンライン変換ツールの新規作成を行った。IDLU変換ツール作成では仕様決定でお客様の全面的な支援を頂いた結果100%近い変換率を達成できた。
お客様主体でテストされる事を前提に10進数エラーを回避すべく数値項目内の空白値(ブランクやNULL)にゼロが入るようにACOS側で事前にPGM修正したり、ACOS2固有のO/L、バッチの形状に近い形で変換して対応した。
PGMで固有に指定している書式に対応するためオーバレイが当初見込みの10倍近く必要になった。
H/W能力もよるが処理能力が5倍、費用が半減したと報告されている。

注釈

i5/OS
SYSTEM−i(AS/400)で動くOS