移行(コンバージョン/マイグレーション)事例概要(6)

日立VOS3→i5/OS

OS
VOS3→i5/OS (V5.4:CCSID=1399[ユニコード]選択)
OLTP
DCCM3→対話型
DBMS
XDM/RD→DB2
使用言語
COBOL→COBOL
NCORAL→COBOL
Q→COBOL
JCL→CL
ASM→COBOL
プログラム本数
O/L・ COBOL(300本)
CORAL(200本)
バッチ・COBOL(1500本)
Q(2500本)
JCL(6500本)
TABLE(1000本)
工期
本体16ヶ月
工数
240人月(個人情報保護のためテストはお客様のデータセンターで実施)
概要
日立OS下で稼動のCOBOL、CORAL(NCORAL)、QをILE/COBOL化する。
COBOL、CORAL、Q、JCLコンバータをカストマイズして提供。O/LはDCCMの流れを変えないようにAPI(サブルーチン)を提供して対応。
CORAL、Q変換率は100%変換で対応していたので統合テスト直前に発生した300本近い棚卸し漏れや再変換要求にも対応できた。
COBOLは漢字コーディングされていたためSQLプリコンパイラでエラーとなってしまう問題が出たので、基本はヘボン式読みで、読替えが難しい場合は変換テーブルで漢字→英数字変換対応することとなった(変換処理は他社担当)。
お客様都合で単体テスト/結合テストのテストデータに本番データを絞り込まずそのまま使用したため処理時間と検証に多大な時間を要した。また本番のデータはO/Lが稼動しているため静止データが確保しにくく比較検証が非常に難しかった。
今回は止むを得ない事情があったとは言え、本番データをそのまま使う事は一見お客様のデータ作成工数の軽減になるように見えるが、データ抽出時間(タイミング調整)、テスト時間、検証時間が増大するため結果的には工数増になってしまう事やセキュリティの観点からも決してお勧めできない。
日立製のプリンターをそのまま使用したためPGM中の機能コードはそのまま使ったがプリントサーバーにFTPする際に文字化けしないようにFTPツールを特注した。またスプールデータを直接取出すためのアクセス処理機能も提供した。
(COBOL、ASM、JCL変換は他社が主体で実施)

注釈

i5/OS
SYSTEM−i(AS/400)で動くOS