移行(コンバージョン/マイグレーション)事例概要(1)

IBM・OS/390→i5/OS

OS
OS/390→i5/OS(OS/400 V5.3)
OLTP
CICS→対話型
DBMS
DB2・VSAM→DB2
使用言語
PL/I→COBOL
TELON→COBOL
EASYPLUS→COBOL
プログラム本数
オンライン・PL/I(1070本)
バッチ・PL/I(1640本)
TELON(1130本)
EASY(1220本)
JCL(2250本)
QMF(460本)DB2・TABLE(1670本)
工期
パイロット3ヶ月、本体17ヶ月
工数
315人月
概要
CICS・PL/I、TELON(他社でTELON→PL/I変換してから変換)やバッチPL/I、EASYPLUSをILE/COBOL化。
本体移行以外に
  1. UNIX・DBとの外部DBアクセス、FTP
  2. ストアド・プロシージャ・コール対応(VB、EXCELから呼出し)
  3. 取引先OS/390とのデータ交換対応
等の外部接続対応も行った。
予想以上にテストケースが多くなりテスト実施に時間を多く割かなければならなかった。そのため多様な言語に対応する言語変換ツールの精度アップが後手に回り想定以上に工数増となった。結果として多少遠回りをしてでもツールの精度アップをする方が工数削減になったと考える。(後の案件ではこの経験値が大きく効いている)

注釈

i5/OS
SYSTEM−i(AS/400)で動くOS
OS/390
SYSTEM−zで動くOS。z/OSの前に出たOS、MVSの後で出たOS